全力疾走で仔馬をぶっちぎる母馬がネットで話題 「これぞまさに英才教育」
とある牧場の繁殖牝馬が突然、全力疾走で駆け回る。そのスピードに驚いた人が続出…。
2021/07/14 22:20
■どれくらいのスピードで走ったのか…
動画では、現役さながらの大きなフットワークを見せるエイシンウルル。普段から全力で走っているのか気になった記者が静内ファームに問い合わせてみると、「ここまでの全力疾走はあまりないですね。それでも朝の5時から16時頃まで行う、放牧のときに力を入れて走ることはあります」と素人にも分かりやすく教えてくれた。
気になるスピードを聞いてみると、「多分40km/hくらいだと思います。かなり速く感じますが、競走馬は約60km/hで走りますよ」とのこと。20km/hも差があるなんて、現役のサラブレッドはとてつもない…。
■生後2カ月であの走り
一生懸命母馬を追いかけていた仔馬は、なんと生後2カ月だという。母父にディープインパクトの血が入っていることもあり、軽やかな走りするのが特徴である。
そして、父のビッグアーサーは2016年の高松宮記念(G1)を制したスプリンターとしても有名だ。爆発的なスピードとパワーを受け継ぎ、短距離での活躍を期待したい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)