上原浩治、聖火ランナーとしても「クローザー」の大役果たす
元メジャーリーガーの上原浩治が9日に開催された聖火リレーイベントに登場。堂々としたフォームで聖火を繋いだ。
■「復興しつつある姿を伝えるため」
東京2020オリンピック公式ページに、聖火ランナーとしてエントリーした際に記した「志望動機」が掲載されている。
書かれたのは2020年時点のものだが、そこには「私は現役中から東北で野球教室などのチャリティーなども行ってきました。今回の東京2020オリンピック・パラリンピックは復興の後押し、復興しつつある姿を伝えるためという大義もあります。その記念すべき大会で、東北の皆さんの思いも一緒に世界に発信できるように、開催の地、東京で走らせていただきたいと思っております」と熱い思いが。
■アスリート思いやる一面も
また2021年に入って追記されたもメッセージには、「満足に練習ができない、試合ができないアスリートの気持ちを考えると、本当に心が痛かったです。アスリートが存分にプレーできるよう祈念して、しっかり責任を持って聖火を届けたい思います」と、コロナ禍で思うように活動できないアスリートたちを思いやる一文も。
上原の表情は達成感に溢れているようにも見えた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)