千葉市でチーターの赤ちゃんが一挙に6頭誕生 中には踏まれてしまう子供も
子供たちの公開は9月頃を予定。公開までの間は、母子の様子を随時Twitterで発信していくそうだ。
2021/07/08 14:50
チーターは陸上で最も速く走ることができる動物で、その速さは時速110キロに達する。この理由の一つに、ほかのネコ類と違い、常時しまうことができない爪を持ち、走るときにスパイクの役目を果たすことがあげられる。
そんな中、千葉市動物公園の5歳のチーターが一挙6頭の赤ちゃんを出産した。
■外国から寄贈された両親
出産したのは、ノルウェー王国から寄贈されたズラヤで、チーターの飼育が開始されたから初めての繁殖成功となった。発情期のペアリング時に3頭のオスと同居していたことから、今後DNA鑑定により、父親を特定するという。父親はチェコ共和国からやってきた。
㊗️嬉しいお知らせです!
6月8日、ズラヤが6頭の子どもを出産しました。暫くは育児休暇を頂き、現在の所、公開は9月上旬を予定しています。皆さま、暖かく見守って頂けると嬉しいです。
出産に関する詳細は↓https://t.co/YJcXWOBe61
(飼ニ)#千葉市動物公園 #チーター #ズラヤ #ズラヤと子どもたち pic.twitter.com/Yx5A1RGZMK— 千葉市動物公園【公式】 (@ChibaZoo) June 14, 2021
先月8日に誕生し、同月14日時点での体重は500グラム代だったが、その後すくすくと成長し今月1日には約1300グラムに到達。
■普段は母親と過ごす
チーターは、個体によっては体重65キロ、体長152センチ程度まで成長することがあるという。また、普段は母親と過ごしているが、体重を測るときには母を別室に移し、すばやく測定を終わらせるそうだ。
母と飼育員が一緒の場所にいることは危険で、子供たちも成長してくると同じ状態になるそうだが、「具体的な時期はまだわからない」と担当者。