EXIT兼近、児童5人死傷の電凸行為に言及 「自分が裁ける人間であるわけがない」

児童5人が死傷した千葉県八街市のトラック事故。一文字違いの企業に「電凸」する人もみられているが、この行為にEXITの兼近大樹は…。

EXIT・兼近大樹

EXITの兼近大樹が1日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。児童5人が死傷した千葉県八街市のトラック事故の“間違い電凸”問題に苦言を呈した。


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■無関係の企業に「人殺し」と電凸

事件とは無関係の「一文字違い」の無関係の企業に問い合わせの電話が殺到する事態にまで発展している電凸問題。ワンコールで切る、無言電話の他、「人殺し」「お前の会社では昼間から酒を飲んでもいいのか」といった問い合わせの電話が相次ぎ、業務に支障が出ている。

その企業は警察の助言で公式サイトで「八街市で発生したトラック事故は弊社とは無関係です」と掲載したが、まだ解決には至っていない。

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■「自分が裁ける人間であるわけがない」

この問題に「本当に悲しい事件だから自分が何とかしてあげたいとかいろんな気持ちがあって、電話で多分抗議してる」と推察した兼近。

「やり場のない怒りを人にぶつけることで、自分の中で悲しい事件を消化してるって部分はあるんで、気持ちはスゴいわかるんですよ。そうしないと自分の悲しい気持ちをどこにぶつけていいかわからないっていう状態が一人ひとりにあるくらい悲しい事件だった」と今回の痛ましいトラック事故を振り返る。

その上で「ただやっぱり、一人ひとりが正義を執行できる人間なのかっていう。自分が裁ける人間であるわけがないんで、そこをちょっと認識してもらえたら、こういう風評被害や関係ない人への被害も減っていくんじゃないか」と誤った正義感での行動に警鐘を鳴らした。

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■無関係のデマが広がることも