おふざけで鼻の穴に異物が詰まり約40年 除去に成功した女性の鼻呼吸が復活
鼻に物を詰めて遊んだ結果、取り出せなくなった女性。その日から37年、ようやく問題の物体が出てきた。
■摘出は口から
CT検査を受けたところ、メアリーさんの鼻の奥にやはり異物があることが判明。医師は鼻の穴から引っ張り出そうとしたが、メアリーさんが激痛を訴えたため、手術で除去する方法に変更することになった。
医師団はまず、ディスクをいったん鼻の一番奥まで押し込むことに。それを喉、そして口の中に移動させ、除去に成功した。
■女性のコメント
手術後に目覚めたメアリーさんは、「何がありましたか」と医療スタッフにさっそく質問。するとやはりプラスチック製ディスクが出てきたこと、そして院内で笑いが起きたことを聞かされたそうだ。
長いあいだ鼻の中にあったディスクは、カルシウム塩が沈着した状態だったという。メアリーさんはメディアに対し、「こんな物が入っていたせいで、鼻が少々曲がったのでしょうね」「まっすぐな鼻でスースーと楽に呼吸する生活が楽しみです」と語っている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)