店頭に置かれた消毒液、よく見ると… かわいすぎる進化が「素晴らしい!」と話題

東京・銀座に本店を構える文房具店専門店「伊東屋」。店頭に設置された「かわいらしい」コロナ対策が話題となっている。

2021/06/29 12:00

新型コロナウイルス対策の一環として、多くの建物の入り口に「消毒液」が設置されて久しい昨今。中には見たものの心を和ませる、ユニークな消毒液と遭遇するケースもあるようだ。


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■設置された消毒液をよく見ると…

今年6月上旬ごろからツイッター上では、明治37年創業となる文房具店の老舗「銀座 伊東屋」の店頭に設置された消毒液が話題に。現地の様子を見ると、そこには色とりどりの鳥類を模した何ともかわいらしい消毒液が設置されていたのだ。

オウムテッテ
(画像提供:銀座 伊東屋)

こちらの様子を受け、ツイッターユーザーからは「こんな状況でも遊び心を忘れないのが、銀座っぽいですね」「洒落てるなぁ! 愛を感じる」「このアイデアは素敵だと思います、素晴らしい」「消毒も楽しもうってことなのかな、さすがは伊東屋さん!」といった反響の声が多数上がっている。

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■専門店ならではの「粋」な計らいに感動

カモメテッテ
(画像提供:銀座 伊東屋)

そこで記者は今回、伊東屋の広報担当者に取材を敢行。詳しい話を聞くと、店頭に置かれている消毒液の機器は文具メーカー「キングジム」によって展開されている「アルコールディスペンサー テッテ TE500」であることが分かった。

銀座 伊東屋 横浜元町
(画像提供:銀座 伊東屋)

テッテが最初に「消毒鳥」に変身したのは昨年9月12日のことで、銀座 伊東屋 横浜元町の店舗にてデコレーションが始まったという。こちらの経緯について担当者は「それ以前より、テッテは販売商品として各店舗にて取り扱いをしていました」「本店にある『パピエリウム』というペーパークラフト専門コーナー出身の店員が、テッテのフォルムを『鳥』に見立て、元町の店舗シンボルであるカモメにしたのが最初です」と説明してくれた。

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■テッテの「快進撃」は止まらない…?