秋葉原の忍者カフェ 妖艶くの一たちを一発でメロメロにした「忍術」が話題
秋葉原で人気のコンカフェ「不忍カフェ」。そこでお給仕するくの一たちを魅了するユニークな「福利厚生」がある。
メイドを中心としたコンセプトカフェの聖地である東京・秋葉原。その中の一つ「忍者喫茶 不忍カフェ」で進められているとあるプロジェクトに、同店の女性スタッフたちがメロメロにされているという。
女性忍者たちを骨抜きにするとは、どんな忍術なのか…記者は現場に飛んだ。
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■モテモテな存在
妖艶な女性忍者たちが切り盛りする、忍者コンセプトの「不忍カフェ」は2014年に“開門”した人気店。
飲食メニューのほか、悩みを吹き飛ばす「厄払い板割り」、「手裏剣体験」などパフォーマンスや体験系メニューも揃えており、日本人のみならず外国人観光客にも反響を集めている。
新たな取り組みを続ける同店に、今春登場したのは一匹のオスのマンチカン。現在生後3ヶ月というかわいい盛りで、女性スタッフたちのハートをがっしり掴んでいるというのだ。これは動物を使役させる「口寄せの術」に違いない。
■客席に「絶対出さない」ルール
同店の女性社長・神保千世さんに話を聞いた。「先日からスタッフルームで飼育を始め、毎日女の子たちが眺めにくる癒しの存在になっています。もう私より断然人気が高いです(笑)」と、元忍者で2020年に社長へ抜擢されたレジェンド忍者・千世さんをしのぐカリスマ性を持っていると嘆く。
接客スペースとは違う階にあるスタッフルームには大型のケージがあり、その中には一匹の猫。かわいい…こんな瞳をウルウルさせる子猫、誰もが心を鷲掴みにされてしまうはずである。記者は誰にも好かれる人間を目指して生きてきたが、さすが動物の勘は鋭い。手に乗せようとすると死ぬほど嫌がって千世社長の膝もとに戻った。おそらく記者が放つ異様な気配を察知したのだろう。
さてはこの猫で新たなサービスを展開するつもりだな、と訝しむ記者に、千世社長は「いえいえ! 当店は飲食店ですので、お客様のいらっしゃるフロアに猫を出すことは絶対にありません。働いている女の子たちの癒しになればと、福利厚生のために飼い始めたのです。接客フロアと別の階にケージを置き、衛生管理も徹底しています」とあくまで福利厚生の一環であると説明。
事前に全スタッフのアレルギーチェックも行った上でのプロジェクトだった。