張本勲氏、MLBの粘着性物質チェックに怒り 「アメリカのルールはおかしい」
MLBの粘着性物質やコリジョンルールなどについて、張本勲氏が怒りを口にした。
27日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が粘着性物質の取り締まりを強化したアメリカ・メジャーリーグ(MLB)に異議を唱えた。
■MLBが粘着性物質を取り締まり
今週、MLBがこれまでボールの滑り止めとして使用を黙認してきた粘着性物質を厳しくチェックする様子を紹介した『サンデーモーニング』。
各試合で審判団が投手を呼び、グローブ・帽子・ベルトなどを確認する様子が放送される。エンゼルスの大谷翔平投手も例外ではなく、チェックを受けた。
アシスタントの唐橋ユミは「今月21日から物質の取り締まりが厳しくなった」「より粘着力の強い物質を使う選手が出てきたため取り締まりが始まった」と紹介し、選手から「『やるならば最初からやってほしかった』と不満の声が上がっている」と説明した。
■張本氏が異議
張本氏は粘着性物質の取り締まりについて「アメリカの野球協会には野球を知ってる人はいるのかな。大体ね、アメリカの野球はね、日本の野球のボールよりもちょっと大きいのよ。よく滑るんです。滑るから松ヤニとかねそういうものをつけるんですよ」と話す。
そして、「やるんだったらボールを変えたほうがいいんだよ。滑らないようなボールを作ればいいの。今ね、ピッチャーをいくら調べてもダメですよ。今度キャッチャーがつけるから。キャッチャーが受けて、キャッチャーがボールに(粘着性物質を)つけて投げることも考えられるから。ピッチャーをいくら調べても、わからん場合があるから」と指摘した。