寝言で浮気を疑った保護観察中の女 交際相手の女性に暴行加え重罪に
犯罪と縁が切れない容疑者。いつかさらに大きな事件を起こす前に、別れるのは正解だろう。
アメリカでこのほど、交際中の女性カップルのもとに警察が出動した。寝言を聞き「浮気されている」と疑った女が、恋人に暴行を加えて逮捕されたという。『The Smoking Gun』ほか海外メディアが報じている。
■寝言を聞きつけ…
アメリカ・フロリダ州のタンパベイで、幸せな同棲生活を送っていたはずのアレクシス・タリー(23)とその交際相手の女性(21)。
だが13日の深夜、ふと目を覚ましたタリーは、恋人が寝言で元彼女について話しているのを聞いてしまった。居ても立っても居られなくなり、寝ていた恋人を無理やり起こし、浮気を問い詰めたという。
■口論はヒートアップ
恋人は浮気を否定したものの、怒りが収まらないタリーは次第にヒートアップ。彼女の顔を数発殴る暴挙に出た。顔面の右側は腫れあがり、その後、大きなアザができたという。
真夜中の激しい物音に近隣住人が気づき、警察に通報していたため、女性が被害を通報するまでもなく警察が現場に急行。タリー容疑者の身柄を拘束し、署に連行した。
■「アザは前からあった」
警察の取り調べに対し、アレクシス容疑者は「口論になっただけで殴ってはいない。顔のアザは前からあった」と暴行の容疑を否定。だが女性の顔の腫れやアザは、明らかに直前の暴力を疑わせるものだった。
タナー容疑者は暴行罪で正式に起訴され、身柄は郡拘置所に送られた。2,500ドル(日本円にして約28万円)の保証金を支払い、被害者女性への接近禁止を条件に保釈となっている。
■常習犯か
タナー容疑者は、これまでマリファナの不法所持、飲酒運転、および暴力行為で逮捕されており、見ず知らずの人に危害を加えて有罪判決を受け、今はその保護観察期間にあった。そんななかでこの度の事件を起こしたことから、重罪に問われるものと考えられている。
何度警察の世話になっても、こりないタナー容疑者。被害者女性に対しては、「そんな人物とは別れて正解だ」との声が多くあがっている。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)