尾木ママ、ウガンダ選手団のコロナ陽性に苦言 「明らかに重大なミス」
尾木直樹が、ウガンダ選手団のコロナ陽性・濃厚接触者認定の対応に苦言。「明らかに重大なミス」と言い放った。
24日、「尾木ママ」の愛称で親しまれる教育評論家・尾木直樹氏が自身のブログを更新。東京五輪に向け事前合宿を目的に来日していたウガンダ選手団にコロナ陽性が発覚したことについて、政府の対応へ苦言を呈した。
■来日したウガンダ選手団が陽性に
東京オリンピックの事前合宿のために来日したウガンダ選手団のうち1人が新型コロナウイルスへの感染が判明していた。22日には、合宿に来日していた選手団残り8人全員が濃厚接触者と判定された。
23日にはさらにもう1人のコロナ感染が発覚。移動に使ったバスの運転手や市の職員などあわせて7人が保健所から新たに濃厚接触者と追加認定された。
■対応に嘆き
尾木ママは、23日にブログで「事前に入国しようとしたある国の選手1人が陽性反応。その他8人は濃厚接触者なのにスルー。目的地の大阪まで担当さんと一緒にバス移動した件。誰もが考えられないことも起きる事実学びましたが、しっかり構造を分析して生かさないーーほんと聞いてびっくり呆れました」と嘆いていた。
■「明らかに重大なミス」
続く24日には、「お節介焼きますよ! ウガンダ陽性問題は深刻!」と題してブログを更新。「ウガンダ問題は専門家も素人目にも深刻なミスに相当するでしょう!」と断言。
丸川珠代五輪相は22日に会見で「問題ない」という認識を示していたことについて「これは明らかに重大なミス。二度とあってはなりません!」と苦言を呈した。
続けて、「リスク管理は緻密にして謙虚。見栄で判断や行動すべきじゃないと思います。なんだか頼りなさすぎて!」としたうえで、「みなさんはどうみてますかしら?」と問いかけて投稿を締めた。
これからもウガンダ選手団だけでなく他の国の選手も来日してくることだろう。今回の件で水際対策・対応を強固にしてほしいと願うばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)