「ワクチン接種すべきだった」 コロナ感染し両肺移植を受けた男性が心境を告白
「感染くらい予防できるさ」。そう考えた男性が感染し、あっという間に重症化した。
■移植手術を経て…
肺移植待機リストに登録された男性は、4月に手術を受けて成功。回復には長い時間がかかったが、5月の下旬にようやく退院することができたという。
生きて帰ることができた男性はまさにラッキーで、新型コロナウイルス患者が非常に多い時期だったにもかかわらず、体外式膜型人工肺(ECMO)を装着できたこと、また手遅れになる前にドナーが見つかったことなども、回復につながったと伝えられた。
■心境を告白した男性
4ヶ月におよぶ入院生活を経た男性は、メディアの取材に応じ「ワクチンを接種しておくべきでした」と後悔をにじませた。
「もしやり直せるなら、間違いなく接種していたさ」「みんな、どうか自分のご家族のことを考えてあげてほしい」「俺は家族に本当につらい思いをさせてしまったから…」ともコメントしている。
だが、ワクチン接種をどうすべきかにあたっては、当然ながらそれぞれの体調やアレルギーの有無などをしっかり考えておく必要がある。持病がある人、他にも心配な点がある人は、まずは医師にしっかりと相談するべきだろう。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)