HIV陽性の女性が感染経路とその後を告白 「賢い選択をしておけば」と一夜の後悔も

旅先で、ある男性とベッドイン。とんでもない事実を隠されていることに、女性は気づいていなかった。

■恋に落ち、出産も経験

「学校では、『妊娠しないように』って習うのよね」「でも命にかかわるこういうことは、十分には習わないのよ」。そう主張するメーガンさんは、恋をし、母親になる夢も一度はあきらめた。

だが、あるときマークさんという男性と出会い、惹かれ合った。HIV陽性であることも正直に伝えたが、彼の愛情は揺らがず、のちにふたりは夫婦として暮らし始めたのだという。

そして抗HIV薬の服薬を続けて感染リスクを減らすことに成功したメーガンさんは、医師たちとも相談し、妊娠を志すように。そして9年前には元気な女児を出産し、母親になった。


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■新たな目的にも支えられ…

「多くの人がHIV宣告=死の宣告だと思っているの」「1980年代はそうだったんでしょうね、でも今は違う」と主張すると同時に、「陽性患者として生きることは楽しいことではないわ」と告白もしているメーガンさん。

それでも今は薬のおかげで普通に生活しており、「今の私には、多くの人にHIVについて知ってもらう目的もあるの」と話している。

本格的な男女交際を開始する前に、「お互いに対する愛情を証明するために…」とカップルでHIV検査を受けに行く人も増えているという。誰かを好きになったら、まずは一緒に性病検査・HIV検査などを一通り受けることをおすすめしたい。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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