国民民主党・山尾志桜里衆院議員が政界引退に追い詰められた裏事情
国民民主党の山尾志桜里衆院議員が次期衆院選に出馬しないことを発表。その背景とは…。
■地元に帰らなかった山尾氏
「山尾氏が政界を引退するのでは」という話はずいぶん前から記者の間でささやかれていた。 それは前回総選挙で当選した後に、地元である衆議院愛知県第7区に戻って活動していなかったからだ。山尾氏は東京にとどまり、議員活動や言論戦に力を注いで、地元を疎かにしてた。
昨年9月に旧・立憲民主党と旧・国民民主党が合併した時は、山尾氏はそれに参加せず、玉木雄一郎氏が率いる新生・国民民主党に党籍を移した。そして、本サイトでも報道したが、2020年9月24日に国民民主党の比例東京ブロック単独1位で出馬することを表明した。
■文春砲が再び炸裂
山尾氏は再び今春、再び文春砲に見舞われた。『週刊文春』ゴールデンウィーク合併号で議員パスの公私混同利用、倉持麟太郎弁護士との交際継続、倉持氏の元妻の自死が報じられたのだ。
報道直後、衆議院外務委員会から出てきた山尾氏はつめ寄せた記者に「自分の口で説明しますから」と言い残して、振り払って去っていた。しかし結局、会見することもメディアの取材に応じることもなかった。