プラトニックな癒やしを提供 高額時給を稼ぐ「カドラー」の実態とは?
人との接触を減らさざるを得ない今日このごろ。「時にはぬくもりを感じたい」と切望する人も…?
■ルールの遵守も大事に
行きすぎたリクエストでなければ、極力応じているキーリーさん。だが全裸にはならないこと、互いに衛生に気を配ること、顧客は18歳以上といったルールをいくつも提示し、客にしっかり守らせているのだという。
またキーリーさんは話しやすいタイプで、しかも守秘義務の遵守を徹底しているため、顧客にとっては、信用して何でも打ち明けることができるセラピストに近い存在でもあるようだ。
■世界的需要は高まるか?
リクエストに応じてしっかり抱きしめ、寄り添い、話に耳を傾け、ひたすら優しく接してくれる。
そんなカドラーの活動が定着してきたアメリカだが、他の国でも「コロナ禍で人との接触に飢えている人には最高のサービスになりそう」「セキュリティが気になるが、一般的なセラピーでは期待できない安心感が得られそう」という意見もある。
この手のサービスが、日本でも人気を博す日は来るだろうか。オーストラリアなどでもすでに人気で、手をつないで一緒に散歩するコース、音楽を聞きながらハグするコースなど、さまざまなサービスを提供するカドラーがいると報じられている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)