プラトニックな癒やしを提供 高額時給を稼ぐ「カドラー」の実態とは?
人との接触を減らさざるを得ない今日このごろ。「時にはぬくもりを感じたい」と切望する人も…?
「カドラー」と呼ばれる人たちの仕事が、ここ数年で話題を集めている。中にはたった1時間の労働で大金を稼ぐ人気カドラーがいること、またその仕事内容を、海外メディア『LADbible』などが紹介した。
■時給1万円超を稼ぐ女性
アメリカ・シカゴで暮らすキーリー・シャウプさんは、約7年にわたりカドラーとして働いてきた。キーリーさんが提供するのは、癒やしのひととき。
決して性的なサービスはせず、あくまでプラトニックな癒やしを与えるのであり、トラウマに苦しんでいる人、虐待を受けた経験がある人など顧客はさまざまで、リクエストもそれぞれ異なるという。
顧客の多くは優しいキーリーさんを信用し、何が望みなのかをしっかり伝えてセッションを予約。それを受けるキーリーさんは期待にそえるよう尽力し、今では時給1万円以上を稼いでいるそうだ。
■ときには奇妙なリクエストも
ただ寄り添い抱きしめてほしいと願う顧客もいれば、「くすぐり合いたい」「子犬のようにじゃれ合いたい」と望む客、「本の読み聞かせをしてほしい」と子供のようなリクエストをする客もいる。
「誰かが自分を気にかけてくれている」。そんな感覚にどっぷりひたることを切望する顧客は、子供の頃に感じた安心感を再び味わいたいと願っているのだという。