「麻薬は絶対にダメ」のプリントTシャツ姿で不法所持発覚 マヌケ男にツッコミの嵐
思わず笑ってしまう逮捕劇。おバカTシャツの逮捕ネタは意外と多い。
アメリカでこのほど、ある男が友人の車に乗っていて逮捕された。麻薬の不法所持が理由だった。そのマグショットが公開されるやいなや、男が着ていたメッセージTシャツが注目を集めていると、『KCRR』ほか海外メディアが報じている。
■友人が飲酒運転事故
アメリカ・ミズーリ州のコロンビア市に住むタナー・ハッチソンという27歳の男が、3日に逮捕された。友人と飲酒後、友人が運転する車で帰宅するところに飲酒運転事故を起こしてしまい、同乗者であったハッチソンにも警察官の厳しい目が向けられた。
そこで所持品などの検査が行われると、ハッチソンの麻薬の不法所持が発覚したのだった。
■「麻薬は絶対にダメ!」Tシャツ
ハッチソン容疑者はその日、D.A.R.E(Drug Abuse Resistance Education/薬物乱用防止の教育プログラム)が販売する「麻薬は絶対にダメ!」と大きくプリントされたTシャツを着ていた。
そんなTシャツ姿で笑顔も見せるマグショットに、世間から「これはギャグか?」「バカすぎるだろ」といったツッコミの声が多数あがっている。
■保護観察中の逮捕劇
ハッチソン容疑者は盗難、強盗、麻薬所持、および事故現場から逃走するなどの犯罪歴があり、2020年12月に懲役5年の有罪判決が下ったばかりだった。だが、新型コロナウイルスの影響で、裁判官は服役の代わりに5年の保護観察を言い渡していた。
そんな中での逮捕劇とあって、保釈保証金は3万ドル(日本円にして約330万円)と高めに設定され、身柄は拘置所へ。もはや投獄は免れないとみられている。
■憎めないおバカTシャツ
おバカTシャツの話題がとても多いアメリカ。2018年、アメリカ・テキサス州の小学生が、女性が生脚で『M』字に股を開くマクドナルドのパロディTシャツを着て登校し、先生を絶句させた。
2016年にはインディアナ州で、男性がバレンタインデーに妻と口論になり、妻の顔を叩いて警察に逮捕されたが、マグショットの『叩いてないよ。君の顔にハイタッチしただけ』とプリントされたTシャツが世間を失笑させた。
またフロリダ州で2015年、『ドラッグ持ってるけど』と書かれたTシャツを着た売人の男が、職務質問の末にあっけなく逮捕された。文字通り、覚せい剤とマリファナを所持していたという。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)