舛添前都知事、大規模接種センター活用に提案 「公務員優先では総力戦に負ける」
舛添要一前東京都知事が、大規模接種センターの予約に空きがあることに触れ、民間の若い世代への接種を提案。
前東京都知事の舛添要一氏が14日、自身の公式ツイッターを更新。新型コロナウイルスワクチンの接種を行う大規模接種センターについての自身の考えを示した。
■自衛隊員らへの接種を実施
防衛省による東京と大阪の大規模接種センターでは、全国の65歳以上の人を対象に接種を実施している。
しかし、今月27日までの予約枠にまだ多数の空きがあることから、東京会場では、危機管理に対応する首都圏の自衛隊、警察、消防、海上保安庁の職員を対象に接種を行うことが決まった。
大阪会場でも、17日以降の予約状況をみながら自衛隊員らへの接種を実施するとしている。
■公務員優先では…
舛添氏は、「国のワクチン大規模接種会場、予約が埋まらず、自衛隊、警察、消防、海保にも接種するという」とツイート。
「しかし、たとえば、スーパーの店員もエッセンシャルワーカーだ」とし、「官尊民卑ではなく、民間の若い世代にも、どんどん接種を進めたらよい。公務員優先では総力戦に負ける。また、感染拡大地域を優先すべきだ」と提案している。
国のワクチン大規模接種会場、予約が埋まらず、自衛隊、警察、消防、海保にも接種するという。しかし、たとえば、スーパーの店員もエッセンシャルワーカーだ。官尊民卑ではなく、民間の若い世代にも、どんどん接種を進めたらよい。公務員優先では総力戦に負ける。また、感染拡大地域を優先すべきだ。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) June 14, 2021
■自身も1回目の接種を完了
舛添氏自身は今月7日に1回目の接種を終えたことを報告。その後、とくに副反応がなかったことを明かしていた。
ツイッターではワクチンの有用性についてたびたび言及しており、3,000万人以上の人が1回目の接種を終えたフランスで、罹患率が昨夏の水準まで下がっていることにも触れている。
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(文/しらべぇ編集部・けろこ)