アルツハイマー患う夫が妻に2度目の求婚 善意の人々による無償の結婚式が実現

アルツハイマーを患った男性が、優しい妻に再び惹かれ、結婚を申し込んだ。

■善意と愛情があふれる式に

リサさんの娘から話を聞いた人たちは、「どうかお任せを」とさっそく挙式の準備にとりかかった。しかもその代償はいっさい求めず、リサさんを感激させたという。

挙式の日、ピーターさんは美しい花嫁姿のリサさんに顔を近づけ「一緒にいてくれてありがとう」とささやいた。「あんなに幸せそうな彼を見たのは久しぶりでした」というリサさんは、「すばらしい式になりました」「私にとっても最高の日でした」とメディアに語った。


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■式の記憶も失った夫

感動の挙式から数ヶ月。ピーターさんはすでにリサさんと結婚式を挙げたことも忘れているが、大事に思ってくれる人が近くにいることは理解しているようだという。

昔のこと、そして最近のこともどんどん忘れ、リサさんが誰なのかもよく分からなくなってしまったピーターさん。それでも日々夫を支え続けるリサさんは、自身について「世界一幸せな女だと思います、2度も彼と結婚できたのですから」と語っている。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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