手ブラポスターで「無料の豊胸手術を」 メキシコの女性立候補者が独創的な選挙公約
彼女の政治家デビューは、吉と出るか凶と出るか…。当選を心待ちにするファンも多いようだ。
このほどメキシコの下院議員選挙に出馬することになった、30代の女性立候補者。彼女は常識をはるかに超えた公約と、セクシーさで大きな旋風を巻き起こしているという。アメリカの『NEW YORK POST』などが報じ、話題を呼んでいる。
■裸に手ブラの選挙ポスター
メキシコの下院議員選挙に立候補を決め、大きな注目を集めているのは、33歳のロシオ・ピノさんという女性。インパクト大の写真で強烈アピールを続け、世間をひたすら仰天させている。
なんと公約は「すべての女性に無料の豊胸手術を保証すること」。さらに、選挙ポスターは「裸に手ブラ」だ。
■目を引く巨乳
ロシオさんは、ユーザー数5,000万人を誇るアダルト系SNSの『OnlyFans』でセクシーモデルとして活躍しており、自身にも6万人以上のフォロワーがいる。ムチっとした体と、巨乳がとにかく目を引き、男性有権者の間で人気を博しているようだ。
主にアダルト業界で稼いできたセクシーなロシオさんだが、2017年に起きたチアパス地震の際にはボランティアとして救援活動に参加。そんな中で、次第に政治に興味を持つようになったという。
■少女や女性を守るため
晴れて政治家になることができたら、少女や女性を守るために尽力したいというロシオさん。
少女たちを対象に、性的虐待や児童虐待の被害者とならないための授業を行い、離婚後に子供の養育費を払わない父親に制裁を受けさせる法案や、サイバー犯罪から女性たちを守る法案を議会に提出したいと考えているそうだ。
また、「豊胸手術には優先順位をつけるわ」とも宣言。乳がんにより乳房切除手術を受けた女性が最優先で、続いて希望する一般人にも無料で提供したいという。
■世間は賛否両論
ロシオさんは、世間の賛否両論を巻き起こしている。「巨乳が一番という価値観は下品。女性たちに失礼」「ポスターをどうにかして」といった否定的な声が目立つが、何と言われようと意にも介さず、「全ての女性のために私は戦います」と強い意気込みを見せている。
さらに、精力的に選挙活動を行うことから、じわじわと賛成派も増えてきた。「メキシコに新しい風を吹かせてくれそう」「まだまだ女性の立場は弱い。さまざまな犯罪から少女や女性を救ってほしい」といった期待を込め、好意的な意見も増えている様子だ。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)