46年前に紛失の財布を取り戻した女性が感無量 「まるでタイムカプセルのよう」

高齢になり、家族の死も経験した女性。戻ってきた財布の中には、亡き母の写真も残っていた。

財布・女性
(Andrei Vasilev/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

若い頃に失くした財布が、数十年のときを経て見つかったとしたら…。ある女性が、大昔にあきらめた財布を発見してもらい大喜びしたことを、『Fox News』などアメリカのメディアが報じている。


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■財布を紛失

アメリカ・カリフォルニア州で暮らすコリーン・ディスタンさんは、今から46年前のまだ20代前半の頃に、ある劇場で映画鑑賞を楽しんだ。

しかし持っていたバッグの穴から財布が落ちたらしく、気づいた時点であわてて劇場に連絡し、すぐに確認してもらった。しかし財布は見つからず、中に入れていた小切手と家族の写真ごとあきらめるはめになったという。

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■46年の時を経て

2020年には新型コロナウイルスの感染が拡大し、コリーンさんが若き日に映画鑑賞を楽しんだ劇場もしばしの休館を余儀なくされた。「しばらく使えないのなら、せめてその期間をうまく利用しよう」と考えた劇場の責任者は、メンテナンスを行うことにした。

さっそく作業に入ったところ、スタッフのひとりが屋根裏で古びた財布を発見。そこで中身を確認すると、お金は入っていなかったが、コンサートのチケットや運転免許証、写真などが残っていた。

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