妻が「子供は連れて行くね」と遺書を残し首つり心中 遺体を発見した夫は嗚咽

子供の成長に伴い、増えていった悩み。それを抱えきれなくなった女性が、死を選んだ。

首つり自殺
(Nomadsoul1/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

まだ40歳。家族と幸せそうに暮らしていた女性がいくつかのトラブルに直面し、「死んで楽になりたい」と考えた。しかしひとりでは死なず、10代の娘を道連れにしたことを、イギリスの『The Sun』などが報じている。


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■増えていった悩み

イタリア領の島シチリアで暮らしていた女性(40)には、14歳のかわいい娘と陶器職人としてまじめに働く優しい夫がいた。だが思春期真っただ中の娘は友達ともめることが増え、女性は「大丈夫なのか」と心配ばかりするようになった。

そこで他の親をまじえ話し合う機会を何度かもうけたが、互いに感情的になり言い争うこともあったという。

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■夫婦仲の悪化

「娘が悲しい思いをしているのかもしれない」。そんな不安を抱えていた女性は夫を頼りにしていたが、そちらとは娘の教育方針をめぐり意見が衝突し、やはり口論になった。

それでも夫は女性のことが気になり、けんかした翌日には外出先からも電話をかけ様子を確認しようとした。しかし応答がないため嫌な予感がして家に戻ったところ、キッチンのテーブルに遺書が置かれていたという。

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■夫の悲しみは深く…