「流された家族を助けて」 7歳男児が岸まで1時間泳ぎ救助に貢献

大事な父と妹のため、必死に泳いだ男の子。その努力は無駄にはならなかった。

川・少年・男の子
(Ritthichai/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

かわいい妹と大好きなパパが川で流され、大変なことに…。思いもよらぬピンチに見舞われた男の子が、必死に泳ぎ助けを呼びに行ったことを、『People』などアメリカのメディアが詳しく報じた。


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■川でまさかのアクシデント

アメリカ・フロリダ州ジャクソンビルで暮らす男性が、息子のチェイスくん(7)と娘のアビゲイルちゃん(4)をボートに乗せて、川遊びを楽しむことにした。

男性は釣りに興じ、子供たちは川に入り水泳を満喫。このときアビゲイルちゃんは救命胴衣を身に着けボートの一部をつかんでいたが、急に流れが速くなったことから手が離れ、そのまま流されてしまった。

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■「大好きだよ」と告げた父親

気づいた男性はすぐに川に飛び込み、アビゲイルちゃんを救おうと手を伸ばした。その後しばらくは「離れるものか」と必死だったが、流れはあまりにも強く、疲労困憊した男性は極めて困難な状況に直面した。

「最悪な結果が待っているかもしれない…」。そう覚悟した男性は子供たちに「大好きだぞ」と声をあげ、チェイスくんに「頼む、岸を目指して泳いでくれ」と言い聞かせた。

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■7歳児がひたすら岸を目指し…