川﨑麻世が提案する蚊取り線香の刺し方 「上下逆」はアリなのか金鳥に聞いてみたところ…
ただ取り出して火をつけるだけじゃなった蚊取り線香の意外な秘密。見た目にもメーカーのこだわりがあったのだ。
2021/06/04 22:55
■ヒントは製造工程に
今回、川﨑が気になっていた刺し方だが、蚊取り線香はシート状になった生地を上から金型で打ち抜くことにより、渦巻き型の蚊取り線香の形になる。
その「打ち抜き」という工程の際、蚊取り線香を線香立てに刺す穴も一緒に空けるのだが、上から打ち抜くことにより表面に穴を空けるので、表面の方が穴自体は大きくなるということだ。
なので「穴の大きさ」と「線香立ての刺しやすさだけ」で比較すると、表面からの方が刺すのが簡単だということだ。
■見た目にもこだわり
ちなみに蚊取り線香の表面(おもてめん)を上にして線香立てに刺した時と裏面(うらめん)を上にして使った時でも、効果・効能に変化はなく、蚊取り線香の本来の役割である「蚊を駆除する」という事に関しては、特に影響がなく、危険性なども特にないということだった。
効果は表裏、どちらが上であろうと変わらないが、表裏がある商品ではあるので、当然、表面を上にしたほうが見た目はキレイだとのこと。
■「ご意見は今後の参考に」
今回の取材についてKINCHOの担当者は『「線香立てへの刺し方」に対して、そういったご意見があるという点は、今後の参考にさせて頂きたいと思っております』とコメント。
蚊への効き目はもちろんのこと、香りやビジュアルも夏の風物詩として感じて頂ける一つの要素ということで、効き目以外の要素もこだわりを持っているということなので、「お使い頂ける際は、表面を上にして、夏のひとときをお過ごし頂ければ、幸いです」ということだ。
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(取材・文/Sirabee編集部)