東京都、4日のコロナ新規感染者は472人　前週比142人減と減少傾向が鮮明に

東京都福祉保健局が発表した4日16時45分時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数（速報値）は、472人となった。重症者数は前日から5人減少して62人、65歳以上の新規感染者数は9人減少して38人だった。

検査件数の3日間移動平均（1日〜3日）は8,040.3件。また、都外からの検体持ち込みによる陽性者は17人だった。

新規感染者数を検査数の3日間移動平均で割った陽性率は5.9％。3日ぶりに上昇した。

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■金曜としては4週連続下落

2021年以降の金曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは2月26日で270人まで減少していた。5月7日には907人まで増加していたが、その後4週連続で減少。今週は142人と大幅減となった。

前週同曜日との比較で減少するのは22日連続。なお、前日と比較すると36人減となっている。

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■移動平均は400人台が続く

直近7日間の移動平均は455.0人で前日より減少し、2日連続で400人台に。対前週比も3日連続で下落して78.4%。17日連続で100％を下回っている。

また、年代別では、20代が132人と最も多く、30代が99人、40代が73人と続く。男女別では男性284人に対して女性は188人。東京都の累計感染者数は162,893人となった。

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■4人の死者も報告

また、この日に発表された死亡者は4人と前日より大きく減少。内訳は、90代が2人、70代が2人だった。一方で、都内における変異株の陽性率は、81.0％（560件中454件）に低下。

スクリーニングの結果、451件が英国株と呼ばれるN501Y型だが、インド株と呼ばれるL452R型も3件検出されている。