張本勲氏、阪神・佐藤輝明選手の欠陥を指摘 内容には賛否両論

ミスタープロ野球・長嶋茂雄氏以来の新人1試合3ホームランを放った阪神・佐藤輝明選手。張本勲氏は期待を込めつつも、打撃フォームを改善するよう進言した。

2021/05/30 11:00

張本勲
(写真提供:JP News)

30日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が阪神タイガースの佐藤輝明選手に厳しい評価を与えつつエールを送った。


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■1試合3本塁打に張本氏が…

佐藤選手が28日の試合でルーキーとしては元読売ジャイアンツの長嶋茂雄氏以来となる1試合3本塁打を放ったニュースを見た張本氏は、「良いバッターが入ってきたね」と感想を述べる。

続けて、「おそらく1つ直せば、歴史に残るバッターになると思いますね。足を上げるのか上げないのかはっきりしないと、タイミングが取りにくい。だからね、三振が多すぎる。66というのは群を抜いているからね。もう3分の1以上費やしているから」と指摘した。

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■「あっぱれ」は送らず

張本氏はさらに「ホームランバッターの宿命だけどね、あれがタイミングをうまく取れれば、将来三冠王も考えられますから。良いバッターになってくれるといいけどな、楽しみだ」と、課題を口にしながらもエールを送る。

ゲストで阪神ファンだというラグビートップリーグ・キヤノンイーグルスの田中史朗選手は「張本さん、あっぱれをいただけるんですかね? 佐藤さんに」とツッコミ。すると張本氏は「いや、まだ終わってからあげよう」と、笑顔で否定した。

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■「安定性が欠ける」と指摘