暴風雨で雨宿りした木から巣が落下 頭部直撃と蜂の襲撃を受けた少年が死亡
「おばあちゃん、動物の様子を確認してくるよ」。そう言い出て行った少年が、元気に帰ることはできなかった。
■蜂の大群が襲撃
この直後に蜂が巣から飛び出し、怖がる少年に襲いかかった。少年はひどく動揺し転倒してしまったが、一度はどうにか立ち上がることに成功。だがまたしても転んでしまい、今度は近くにあった木に頭を強く打ちつけてしまった。
一緒にいた弟は負傷した少年を救おうと試みたが、やはり蜂に襲われ助けることができなかった。そこでいったん救出を断念し、祖母宅に戻って事情を伝え、救急車を呼んでもらったのだという。
■助からなかった少年
約20分後には救急隊が到着し、少年を病院に搬送した。しかしすでに手遅れの状態で、少年はそのまま死亡し、翌日には埋葬されたという。頭部外傷が死因だったのか、それとも蜂に刺されたことが死を招いたのかなど、詳しい検査結果は報じられていない。
日本でも蜂に刺される被害は珍しくなく、毎年死者も出ている。蜂の巣は、庭木・ベランダ・軒下・屋根裏などにいつの間にかできていることがあるという。見つけたら駆除専門業者に相談するなどし、被害が出る前に対処しておきたい。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)