暴風雨で雨宿りした木から巣が落下 頭部直撃と蜂の襲撃を受けた少年が死亡
「おばあちゃん、動物の様子を確認してくるよ」。そう言い出て行った少年が、元気に帰ることはできなかった。
まだ13歳。それでもしっかり者で家族思いでもあった少年に不運が重なり亡くなっていたことを、『The Sun』など海外のメディアが報じている。
■悪天候にもかかわらず外へ…
ブラジル・サンパウロ州サントスで暮らしていた少年(13)が、22日に祖母に向けて「おばあちゃん、ニワトリが大丈夫かどうか、ちょっと確認してくるからね」と声をかけた。
少年はそれだけ言うと、7歳の弟を連れて家を出たという。しかし、その日は雨が非常に激しく降っており、風もずいぶん強かった。
■木の下で雨宿り
あまりにも激しい雨と風に驚いた少年は、弟と一緒に「木の下でしばらく雨宿りしよう」と考えた。しかし少年が選んだ木には蜂の巣があり、暴風雨にさらされて不安定になっていたようだ。
しばらくすると、巣は暴風にあおられて猛スピードで落下。真下にいた少年の頭を直撃し、壊れたという。