「亡き息子が喜ぶことを…」 誕生日ケーキを通した見知らぬ人の善意に母親が涙
親の死を経て、息子の誕生日を迎えた女性。その日にある人物の優しさに触れ、思わず涙がこぼれたという。
ケーキ屋に行き財布を取り出した女性が、店員から「すでにお金はいただいています」と言われて驚いた。代金を支払った客が残していたメッセージの内容について、『People』など海外のメディアが報じている。
■母の死を経て…
アメリカ・インディアナ州で暮らす女性は、大好きだった母親を亡くして間がなかった。亡母は6月生まれだったこともあり、「今年は母の誕生日をどう過ごせばいいのか」と思い悩む日も増えていたという。
だが5月後半に息子が誕生日を迎えたため、女性はケーキを予約。それを受け取りに行ったところ、店員に意外な話を聞かされた。
■残されていたメッセージ
店員によると、女性とは面識のない客が代わりに支払いを済ませて帰っていったという。しかも「カードもお預かりしています」と聞かされた女性は、そこに書かれていたメッセージを読み胸を打たれた。
「今日は息子の35歳の誕生日です」「息子が天国で迎える5回目のバースデーなの」という文章で始まるメッセージ。
「どうか素敵な思い出をつくってくださいね」「子供や愛する人たちを、しっかりハグしてあげて」「私の息子はケーキが大好きだったのです」「タイラーの母より」とも書かれていた。