小池都知事、五輪に関する明言なし 「組織委員会や国、IOCで決定」

小池百合子東京都知事が定例会見に臨んだ。緊急事態宣言延長に関する東京都の対策については、明言を避けた。

小池百合子

小池百合子東京都知事は28日、都庁で定例会見に臨み、新型コロナウイルス感染の現状、オリンピック開催について言及した。


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■詳細は今夜…

冒頭「一昨日、埼玉、千葉、神奈川の知事とテレビ会議を行なった。緊急事態宣言とまん延防止等重点措置とそれぞれ形は違うが、延長の方向で国に要望を出した」と説明した小池都知事。

菅義偉総理大臣は28日夜にもそれらの延長について国民に説明する予定だが、「その決定をもって、都としての今後の対策は改めてお示しする」とした上で、「この会見ではそれ以外のことをお伝えしてまいりたい」と記者陣に釘を差した。

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■延長は五輪直前までか

国民の焦点はオリンピックの開催可否に集まっている。しかし、菅総理、小池都知事は「感染拡大を確実に抑え込むことに全力を尽くす」と毎回同じ調子で繰り返してきた。

緊急事態宣言は6月20日まで延長される見込みで、ちょうどその頃はオリンピック開催1ヶ月前。記者から、観客上限などについてどのような見解を持っているのか質問が及ぶと、「それぞれ組織委員会や国、IOCで決定となると思います」とまたも明言を避けるに終わった。


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■「基本の基本を」

小池都知事は、都内の人流状況について「昼夜を問わず再び増加していると報告がある。このまま増加が続くと、早い段階でリバウンドする可能性が高いと指摘されている」と説明した上で、「改めて皆さんには外出自粛、県境を越える移動の控え、基本的な感染防止対策の徹底をお願いする」と要望。

都民がいくら徹底しても変異株の流行など、なかなか感染者が減らない状況だが、「(感染防止対策の)基本の基本を確認してほしい」と続けていた。

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(文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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