舛添前都知事、朝日新聞の五輪中止求める社説を評価 平野啓一郎氏らも「強く支持」
朝日新聞が5月26日付朝刊に東京五輪の中止を求める社説を掲載。舛添要一氏ら著名人が続々と反応している。
主要全国紙の一紙である朝日新聞が、5月26日付朝刊に東京五輪の中止を求める社説を掲載したことについて、舛添要一前東京都知事ら著名人が公式ツイッターで反応している。
■主要紙で初めて「中止」求める
舛添氏は、「今朝の朝日新聞、社説に東京五輪中止を掲げた。主要紙で初めてだと思う」と、紙面の写真を添えてツイート。「常識的な判断だと思う」とした。
今朝の朝日新聞、社説に東京五輪中止を掲げた。主要紙で初めてだと思う。常識的な判断だ。 pic.twitter.com/81QU1tQbYU
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) May 26, 2021
■五輪憲章は「もうずっと空文化」
また、ジャーナリスト・江川紹子氏は、「五輪スポンサーである大手紙からも、こういう社説が出ました。『賭けは許されない』と」と紹介。
フリーライターの武田砂鉄氏も、社説について触れ「コロナ禍で『憲章が空文化しているのは明らかではないか』との指摘は確かだが、アスリートを二の次にする政治ファーストの催事において、コロナ以前から、もうずっと空文化している」とつづる。
■中止の流れが加速か
日本共産党の志位和夫委員長は、「ついに『朝日』が踏み切った。『賭けは許されない』と。当然の内容です」。
芥川賞作家の平野啓一郎氏は、「朝日新聞の社説が出ました。強く支持します」と記した。ジャーナリストで参院議員の有田芳生氏も、「朝日新聞がオリンピックの中止を菅総理に求める社説を掲載しました。この流れは加速するでしょう」と指摘している。
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(文/しらべぇ編集部・けろこ)