妊娠8ヶ月で143キロのバーベルを… トレーニングに励むカリスマ女性に批判の嵐
大きなお腹でウエイトトレーニングに励む妊婦。力んだり踏ん張ったりする姿は見る人をヒヤヒヤさせるが…。
現在妊娠8ヶ月だという有名なパーソナルトレーナーの女性。彼女が100キロ超のバーベルを持ち上げる動画をSNSに投稿し、大変な批判を浴びている。アメリカの『INSIDE EDITION』などが報じた。
■大きなお腹でスクワット
超美人のカリスマ・パーソナルトレーナーとして、業界では有名なヤニャー・ミルティノヴィッチさん(34)。スウェーデン出身のインフルエンサーで、妊娠8ヶ月の現在も、以前と変わらず日々ウェイトトレーニングに励んでいるという。
だが数日前、夫とともに重量感たっぷりのバーベルを持ち上げながらスクワットをする動画をSNSに投稿し、世間を仰天させた。
■批判コメントが殺到
大きなお腹を大胆にさらすウエアで、143キロものバーベルを踏ん張りながら苦しそうに持ち上げる動画には、すかさず「頭がおかしい」「赤ちゃんの命を危険にさらす行為だ」とのコメントが寄せられた。
しかし、ヤニャーさんは「日によって、負荷をかけるトレーニングとリラックスしたトレーニングと分け、きちんと自分の体調と向き合っている」と反論。医師にも、トレーニングの内容について話してあるという。
■「骨盤周りに筋肉を」
10歳で空手を始めたヤニャーさんは、15歳の時に子供を対象としたワールドカップで優勝した経験があり、小さい頃から運動神経が良かったそうだ。
産婦人科のジェシカ・シェパード医師は、この件について「ヤニャーさんの場合、妊娠前からウエイトトレーニングをしていたのであれば安全です。胎児には影響しないでしょう。むしろ妊娠中に骨盤周りの筋肉を鍛えることは大事です」と説明する。
■苦難を乗り越えカリスマに
ヤニャーさんは、幼い頃に両親が離婚。父親に育てられ、家庭内暴力の被害者となったことがきっかけで「強い女性」に憧れ、フィットネスモデルとなった。
さらに妊娠中から産後の母親向けのトレーニングアプリの開発により、雑誌や新聞にも続々と掲載され、世界的に有名なモデルエージェンシーとも契約するなど、活躍は止まらない。
産後の女性たちが痛感する、骨盤回りのたるみやゆがみ。「妊娠前から鍛えておけばよかった」「妊婦でも多少のトレーニングは必要かも」という声はとても多い。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)