米国から渡航中止勧告の日本で五輪開催 モト冬樹、乙武氏、尾木ママら「安心安全に疑問」

モト冬樹、尾木ママ、乙武氏が米から渡航中止勧告が出ている日本での東京五輪開催に対し意見を語った。

オリンピック・東京五輪

タレントのモト冬樹、作家・乙武洋匡氏、「尾木ママ」が愛称の教育評論家・尾木直樹氏が25日、それぞれ自身のブログやツイッターを更新。米国から渡航中止勧告が出た日本での五輪開催について私見を述べた。


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■渡航中止を求める勧告に引き上げ

米国国務省が24日、日本に対して「渡航の再検討を求める」から「渡航の中止を求める勧告」の対象国に引き上げたことを受け、各著名人が日本でのオリンピック開催について意見を述べている。

一般人についてのことで、「オリンピック選手団は例外」とのことだが、米国からそのように評価されるレベルの国で、海外から数万人の選手団を迎えて、自国で「安心・安全なオリンピック」を開催できるはずがないと乙武氏も語っている。

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■日本はワクチン発展途上国

モトも米国が自国民を守るためなら当然だが、では日本の国民は自身を守るためにどこに避難をすればいいのかと投げかけた。尾木氏も準インド並みのリスクの高い国なのかとつづる。

緊急事態宣言も6月まで延長されるかもしれない状況下、ワクチン接種率も医療関係者でようやく5割を超え、高齢者の2回接種率は1%未満という現状で、「ワクチンの発展途上国」として国際的権威も信頼もなくなり残念だと尾木氏は締めくくった。


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■日本政府は影響否定

米国国防省の今回の措置に、日本政府はかたくなに影響を否定している。「選手団の派遣は関連しないと米国から説明を受けた」とする加藤官房長官。

ネット上では、「米国選手団撤退の予兆では」「日本国民はどこに避難すれば」「日本の検査体制が貧弱で危険と思われているのでは」など多くの否定的な意見が上がっている。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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