秋葉原“偽装メイドカフェ”5店舗が摘発 近隣店が「清々した」と語る理由

秋葉原で過剰な接待を行っていた「偽装メイドカフェ」5店舗が摘発され、そのドンといわれる人物が逮捕された。他のコンセプトカフェからは「清々した」の声もあがる。

■「やっと浄化されたか」

(チラシ配りをするメイドの姿が激減。警察の姿も)

メイドカフェ、メイドバーと偽り、客のとなりに座ることはないにしても「一杯ご馳走してくれたら〇〇分間ここにいられます」と業務に関係のない会話を長時間続けさせる、悪質なガールズバー的営業を続けてきたとみられる5店舗。

一斉摘発は、秋葉原ファンたちの間でも「やっと浄化されたか」と大いに話題となった。程度の差こそあれ、同様の営業スタイルをとる店舗は昨今の秋葉原では珍しくなく、中にはこの摘発直後、謎の「臨時休業」をとり、嵐が過ぎ去るのを待っているかのような店もあった。


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■秋葉原の「常識」を逸脱

秋葉原でコンセプトカフェ、メイドバーなどを経営するオーナーたちに話を聞くと、「今回摘発された店は特に悪質だった」と誰もが同じ答えを返す。

とあるコンカフェAのオーナーは「秋葉原ではメイドによるチラシ配りが正当な営業手段ですが、これはちゃんと警察署に申請した上で、看板を持ってはいけない、1店舗1人まで、店舗敷地内まで案内してはいけないなどのルールを守っています」と説明。

「摘発された系列店舗は1店舗につき、5人も10人もコスプレ姿の女の子を路上に立たせ、『客引き』『客待ち』を行う無法行為を行っていたと聞いている」と憤りを見せる。

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■チラシ配りではなく