スキー合宿が原因で… バラバラになった仲良しクラスの「その後」に注目集まる
Z会の発行している中学生向けのテキスト。ふと目にした大人が、思わず引き込まれてしまう内容になっており…。
■Z会に「続き」を聞いてみると…
話題のツイートを受け、他のユーザーからは「たまに、こういう続きがめっちゃ気になるのありますよね」「いや、ここで終わるんかい!」「こんなに続きが気になる文章を初めて見たかもしれない…」といった反響の声が続出。
固有名詞が「山中君」しか登場しないことから、彼がキーパーソンであることは明らかであり、中には「山中君がケガをしたことでクラスの洗脳が解けたのでは?」といった具合に「山中君、黒幕説」を提唱するユーザーも少なくない。
そこで記者は今回、話題の例文について「増進会ホールディングス」の経営管理部に取材を敢行。担当者に詳しい話を聞くと、同例文が掲載されたのは「Z会の通信教育 中学生テキストコース 作文 2021年4月号」であることが判明した。
なお、多くの人々が待ち望んだ「四組のその後」については、「Z会オリジナルで創作したもののため、続きの内容は特にございません」とのことだ。
■担当者が例文に込めた思い
果たして山中君、そして四組はその後どうなってしまったのか…気になる思いを抑え込みつつ、例文に込めた意図を尋ねたところ「原稿用紙の使い方について、中学生にとって身近で親しみやすい文章で学習できるよう作成いたしました」という回答が。
作文の学習をする上で、こちらの例文が子供たちにとって「イメージしやすい」文章となったことは間違いない。それどころか、勢い余って多くの大人たちをも魅了するストーリーを紡ぎ出した担当者に、称賛の声を贈りたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)