市川猿之助、演出・主演の『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』に本音 「やりたくねぇ」
大人気コミック『ONE PIECE』を題材にした歌舞伎に挑戦した市川猿之助が当時の苦悩を明かした。
17日深夜放送『霜降りミキXIT』(TBS系)に歌舞伎役者・4代目市川猿之助が登場。話題を集めた『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』に「プレッシャーを感じていた」本音を漏らした。
◼大ヒットコミックの舞台化
単行本98巻までの累計発行部数は4億8,000万部を突破した『ONE PIECE』(集英社)。アニメやゲームなどメディアミックスで展開される、日本を代表する同作を題材にしたのが2015年から舞台化された『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』だった。
猿之助は同歌舞伎の演出・主演を担当。歌舞伎と人気コミックの世界観を融合させたきらびやかな舞台は、公演当時大きな話題を集めている。
◼猿之助の後悔
『市川猿之助がビビる芸能界の男たち』と題し、猿之助の芸能界での交友関係がを発表されていったこの日。猿之助が「男気がスゴい」と絶賛したゆず・北川悠仁とのエピソードを明かしていく。
『ONE PIECE』をよく知らずに「二つ返事で軽く歌舞伎の舞台化を受けた」猿之助。実際に『ONE PIECE』を知ってから「ものスゴい物語でどこを切り取ればいいかわからなかった」ため悩んでいたと明かす。
悩んで元気がなかったころ、食事を共にした北川に「どこから手を付ければいいかわからない」と弱音を吐露。冗談交じりに「曲書いてよ」と舞台用の曲を頼むと北川はその場で「いいよ」と男らしく即答してくれたと語った。