Twitterトレンド入りも N国党・立花孝志党首が「古い政党から国民を守る党」を作った背景
昨夜、突如ツイッターのトレンド入りした「NHK党」「党名変更」。略称「古い党」となった背景と経緯とは…。
17日夕刻過ぎから夜にかけ、Twitterのトレンドに「NHK党」や「党名変更」というワードが表示された。これは一体、何だったのか。
■NHK党が党名変更
じつを言うと、立花孝志党首が率いる「NHK受信料を支払わない方法を教える党」(通称・NHK党)が17日、党名変更して「古い政党から国民を守る党」(略称・古い党)を作ったのだ。
NHK党に関心がない人であれば、そもそも「NHK受信料を支払わない方法を教える党」という名前になっていたことに驚くだろう。
2019年の参院選で「NHKから国民を守る党」(N国党)は一議席とり、全国で2%を超える票を得て、政党要件を満たす国政政党になった。そのため、年間約1億6,000万円の政党助成金を手にするようになった。
■過去にも変更の経緯
N国党は、昨年12月に「NHKから自国民を守る党」(NHK党)に党名を変更した。このとき、総務省に略称として「自民党」を申請するも、願い叶わず受理されなかった。
今年2月には「NHK受信料を支払わない方法を教える党」に再度、変更した。これらの間にも、ゴルフ党やパチンコ党に党名を変えるなどという発表が、YouTubeで立花党首から発信されることもあった。
ゴルフ党にいたってはジャーナリストにしてゴルフ好きの上杉隆幹事長が7つの主要政策まで発表していたが、キャンセルになった。14日の定例会見で立花党首が「古い党に党名変更する」と発表したが、17日に総務省に届け出し受理されたのを確認して、筆者は原稿を書いている。