デーブ・スペクター、日本医師会と自民党のつながり批判 会長のパーティー問題で
日本医師会会長のパーティー問題について、デーブ・スペクターが自民党と医師会のつながりを批判。米国のような独立性の高い機関が必要だと訴えた。
16日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演したデーブ・スペクターが、日本医師会と自民党の癒着関係を批判。母国である米国を引き合いに、独立性の高い健全な機関が必要だと提言した。
■まん防下で100人規模のパーティー
医師会の中川俊男会長は11日、東京都にまん延防止等重点措置が適用されていた先月20日、自身が後援会長を務める自民党・自見英子参院議員の政治資金パーティーを開いていたことが発覚。
国民に外出や会食を控えるよう呼びかけてきた張本人が、100人規模のパーティーを自らが発起人として開催したことに、国民からは怒りの声が多く上がった。
■米国のような独立機関が必要と持論
番組内でも、出演者は一様に中川会長への怒りや失望を口にしていく。すると、デーブは「同時にもう1つの問題点は…」と口を開き、「医師会と自民党が合体してるということなんですよ」と両者のつながりを指摘し始めた。
デーブはその関係性について、「もう(医師会が)政権の言う通りになってる」と問題視。アメリカの疾病予防管理センターであるCDCを引き合いに、「だからもうCDC、疾病センターみたいに、完全に独立した機関がいかに必要かっていうのを実感するんですよ」と癒着のない組織が必要だと訴えかけた。