警視庁、今だからこそ必要な「公衆電話」の重要性に言及 称賛の声相次ぐ
街中でもあまり見かけなくなった「公衆電話」。平時の今だからこそその存在を子供達に知ってほしいと呼びかける。
■約85%の子供たちが…
しかしながら、同課が説くように「いざという時」に備え使い方を知っておくことが大切。10年前発生した東日本大震災時は、携帯電話が広域で使用できなくなり、誰もが安否確認をしずらい状況に陥った。
現在、NTT東日本では「はじめての公衆電話キッズページ」というページをHP上にアップしており、漫画とアニメで使用方法を丁寧に説明している。
同社は「公衆電話を知らない、使ったことがない子」が全体の84.3%もいたという調査結果(2017年12月時点)も記しており、ページでは親向けに「災害用伝言ダイヤル」の使用方法などを紹介しつつ、一緒に学習してほしいとまとめている。
■「地震が頻発しているから頭の片隅に」
警視庁警備部災害対策課のツイートは、投稿後も拡散を続けており、「こういう知識は多いに越したことはない」「子供にしっかり教えておくべきだと思う」「地震頻発しているから頭の片隅に」と、今回の発信を称賛する声が次々上がっている。
一方で、「昭和育ちにはびっくり」「平成生まれの下の娘もたぶん使ったことないかも…」「世代差か」と、時代の移り変わりを痛感するユーザーの嘆きも散見されており、反響を呼んでいる。
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(文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)