28歳男が血染めのシャツ姿で警察に自首 母の日前日に「母親を殺して強姦した」
シャツを血で赤く染めた若い男が警察に自首。殺したのは実の母親だった。
アメリカのニューヨーク市で8日、若い男が警察署に出向き、「母親を殺した」と自首した。さらには「強姦もした」と供述。親子の関係をゆがませたものはいったい何なのか。恐ろしい事件の話題を、地元メディアの『abc7 New York』や『NEW YORK POST』などが伝えている。
■犯行について自首
ニューヨーク市警に現れ、「自宅で母親を殴った後に強姦し、首を絞めて殺した」と自首したのは、クイーンズ区ジャマイカのプシュカル・シャルマという28歳の男。そのシャツは真っ赤な血に染まっていた。
警察は親子の自宅に急ぎ、母親のソラジ・シャルマさん(65)の遺体を確認。現場の状況から、プシュカルの供述内容に疑わしい点はないという。
■背後から母親を急襲
ニューヨーク市の地方検事当局によれば、事件は8日の朝8時から8時40分にかけて起きた。
プシュカル容疑者は「母親を背後から襲い、押し倒して激しく殴りつけ、首を絞めて意識を失ったところで性的暴行を加えた」「さらに首を強く締め、完全に息の根を止めた」などと供述しているという。
■終身刑の可能性も
母親を殺害した直後に2階の自身の部屋に向かい、財布と鍵を手に取って警察署に歩いて向かったプシュカル容疑者。足取りも口調もしっかりとしたものだった。
事情聴取を経て、9日には第二級殺人および第一級性的暴行の罪で起訴され、有罪判決が下った場合は最大25年までの懲役刑が予想されるが、終身刑が言い渡される可能性もあるという。
■なぜ母の日の前日に…
世界各地で人々が『母の日』を祝った週末。この事件は市民の間にも大きな波紋を広げている。
ずっと一緒に暮らし、身の回りの世話をしてくれていた母親に、プシュカル容疑者はなぜそのような残虐な行為を働いたのか。今後、精神面の問題についても評価が必要になるようだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)