求婚を拒まれ愛が憎悪に転じたのか… 男2人に美女殺害の容疑
フラれた腹いせによる殺害か。美女も悩みは多いのだろう。
パキスタンでこのほど、少し前にイギリスから移住した1人の女性が殺害された。背景に絡んでいたのは、彼女に一目惚れしてしまったという2人の男。強すぎる愛がもたらした悲劇を、イギリスの『Mirror』や『Metro』が報じた。
■才色兼備の女性が殺害
ロンドン南西部のフェルサム出身で、彫りの深いエキゾチックな美人だったマイラ・ズルフィカーさん(26)。一流大学の法学部を卒業し、将来は法律関係の仕事をしたいと語っていた。
そんな彼女は以前、結婚式に出席するためパキスタンを訪れてその地を気に入り、2ヶ月ほど前ラホールにアパートを借りて、友人と住むようになった。だが3日、マイラさんは自宅の部屋で遺体となって発見。窓ガラスは割れており、遺体は首を絞められ、銃で撃たれていた。
■2人の男にしつこく迫られる
マイラさんは少し前、親しかったおじのモハマド・ナゼールさんに、悩みごとを相談していた。その悩みとは「ザヒル・ジャドゥーンとサード・アメール・バットという2人の男からしつこく求婚され、困っている。恐怖すら感じる」というものだった。
モハマドさんは、この2人の男が事件に関与している可能性があると、警察に説明している。
■おじの助けは間に合わず…
警察の捜査でも、マイラさんが事件の数日前、「結婚はまだ無理」といずれの男にも交際を断っていたことが明らかになった。それが男たちのプライドを傷つけ、憎悪や怒りといった感情を与え、報復へと導いた可能性は高いという。
モハマドさんはメディアの取材に、「この2人の男に会って、マイラにもう連絡しないようにとじかに伝えようと考えていた。その矢先に、彼女の父親から悲しい知らせが飛び込んだ」と話している。
■4人の男が関与か
警察はその後、重要参考人としてザヒルとサードの他に2人の男の身柄も拘束したが、いまだ逮捕には至っていないという。
イギリスにあるマイラさんの実家の隣人たちは、一家を「物静かな家庭だったが、マイラさんはいつも笑顔のすてきな女性だった」と話し、彼女の早すぎる死を惜しんだ。
美人すぎたり、モテる女はつらいなどと、昔からよく言われる。同性の友人が多く、異性からはほどほどに…くらいがちょうど良いのだろう。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)