コロナ禍でも善意が… 「医療用ウィッグに使って」と髪を寄付する人が激増
「散髪に行けず髪が伸び放題だ」という人がいる。しかしそのまま伸ばしておけば、人の役に立てるかも…。
■長さとケアが重要
どんな長さの髪でも寄付に適しているというわけではなく、さまざまなタイプのウィッグを作るのに十分な長さが必要だという。
また良質なウィッグにダメージヘアは適さないことから、「寄付を考えている人は髪を大事にケアしてほしい」と、アメリカのメディアは伝えている。
■日本でも寄付は可能
日本にも、寄付された髪で医療用ウィッグを作り、必要な人に提供している団体がある。
ヘアドネーション用の散髪に対応している美容院もあるというから、「ぜひ私も寄付したい」という人はインターネットで検索し、手順、カット方法、留意点、切った髪の梱包ルールや送付先などをまずはしっかりと調べたい。
新型コロナウイルスがなかなか収束せず、「以前のように定期的にカットに通えない」という悩みもある。しかし、今はきちんと手入れをして伸ばしておけば、いつかウィッグを必要とする人の役に立てるかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)