「新型コロナ患者の力になりたい」 防護服姿でボランティアに励む教師に感謝の声

体調を崩しても病院に行けず、困っている人たちがいる。それを知った教師が、ボランティア活動を開始した。

防護服
(tonivaver/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

新型コロナウイルスに感染したというのに病院に行けず、そのまま亡くなってしまう人がいる。その事実に衝撃を受けた男性教師が、防護服を身に着けボランティア活動に取り組み始めた。活動内容やコメントを、『Times Now』など海外メディアが報じている。


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■新型コロナ感染拡大で多くの死者

今も猛威をふるっている新型コロナウイルス。インドでも感染拡大が極めて深刻で、治療を受ける機会すら得られず自宅で死亡する患者も多い。

「病院に行きたくてもその手段がない」「私設の救急車を頼むしか方法はないが、それに必要なお金がない」という人も、決して少なくないという。インド・ムンバイで働くある男性教師はこの悲惨な状況に胸をいため、「どうにかして助けてあげたい」と強く願うようになった。

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■防護服を着て活躍

そこで男性は、三輪自動車を用意。防護服に身を包み感染者宅まで迎えに行き、無料で病院に連れて行くボランティア活動を開始した。

また患者らが回復し退院する際には病院まで迎えに行き、やはり無料で自宅まで送り届けているという男性。その活動に当局も感謝しており、インド企業省は三輪自動車の燃料費を負担する意向だと報じられた。

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