都内の「生肉食べ放題コース」に予約殺到中 人気の秘訣を聞いた
通常ではありえない料金で、豪華な逸品を食べ尽くせる。
2021/05/04 12:50
2006年7月から15年の長きにわたり、サラリーマンの胃袋を支えてきた店が、新型コロナの影響から業態変換した。すると、予約が殺到しSNS上でも大きな話題を呼んでいる。
■宴会から個人へシフト
茅場町にあった「鉄板と酒 灯ノ番ーhinoban」は、収容人数100名の大箱の店として、近隣の外資系企業をはじめ、さまざまな宴会を和牛メニューで盛り上げてきた。
しかし、新型コロナウイルスの来襲とともに、今まで通りでは客のニーズをつかみとれないと判断し、業態変換を決意。そんな中、4月9日に誕生したのが、「茅場町 北斎ーhinoban」だ。大人数から個人へ、また注文は非接触型システムを採用し、各自が携帯で行うように変更。
■生肉の現代のありかたを追求
この店のコンセプトは「生肉割烹」。もともと肉寿司を得意としており、また「肉割烹」という言葉を生み出した系譜を受け継ぎながら、日本の食文化である「生肉」の現代の在りかたを追求していくという。
中でも、大人気となっているのが「生肉食べ放題(11品)」税込み3,850円と「黒毛和牛食べ放題(14品)」税込み5,500円。5月末までの限定コースのため、3日は60人以上、4日は早朝の段階で20人以上のネット予約が入る大盛況ぶりだ。