タレントの聖火リレーと五輪の是非 指原莉乃とロンブー田村淳の違いとは
コロナ・経済・空気、難しい判断。そして今後もこのままの状況でいられるか。
■東京五輪中止の経済損失
オリンピックをやろうと強く主張する立場が存在するのは、結局はこれも経済問題に帰すると思われる。しかし、この経済効果の計算もいくつかの立場が存在するのだ。
無観客でも五輪を開催すれば、中止するよりは被害が小さくて済むとする立場。一方で、コロナ禍前の時点で既に、経済効果の大部分は反映されており、海外客なしで実施するならば中止にしてもさほど変わらないとする立場も有力だ。
■転々とする叩きの標的
いずれにしても無観客なら、それほどの混乱も生じないという判断もあり得るだろう。
5月1日の『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系列)で、三浦瑠麗氏は、 ホストクラブ、パチンコ、飲食、イベント、旅行、K-1などがスケープゴート、すなわち、批判標的の生贄にされてきたことを主張し、東京五輪もその候補とする。
三浦氏は、後にまとめて類似の主張をツイート。確かに何かが標的にされては、そのターゲットが転々としているだけの印象も否めない。野球などの他のスポーツは明らかにやられているのに、五輪だけ槍玉に挙げられてしまう。