ファミマの弁当用スプーンが生まれ変わる 新デザインでプラスチック削減

プラスチック対策を順次実施している『ファミリーマート』。5月から一部店舗でプラスチックの使用量を約12%削減できるスプーンを導入。

2021/04/28 04:00

ファミマ

ファミリーマート』は5月上旬以降から、関東地方、東海地方、甲信地方の店舗約8,700店で、プラスチックの使用量を削減した新しいデザインのスプーンを順次導入する。


関連記事:小泉進次郎環境相も肝いりのプラスチック法案に大島由香里が異論 「想像力ない」

■40周年に向けたチャレンジ

2021年9月に、創立40周年を迎える『ファミリーマート』。その40周年に向けたチャレンジとして「40のいいこと!?」に取り組んでいる。

今回は、「40のいいこと!?」の5つのキーワードの1つである「食の安全・安心、地球にもやさしい」の一環として、主に弁当や丼、スープなどを食べる際のスプーンの持ち手デザインを、プラスチックの使用量を削減したデザインに変更。

2021年5月上旬から、順次関東地方(東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県)と東海地方(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)、甲信地方(山梨県、長野県)のファミリーマート約8,700店で導入し、今年の夏以降取り扱い地域を全国に拡大していくとのこと。

関連記事:小泉進次郎環境相も肝いりのプラスチック法案に大島由香里が異論 「想像力ない」

■プラスチックを約12%削減できる

新旧スプーンの比較イメージはこちら。

ファミリーマート

持ち手部分のデザインを変更することによって、プラスチックの使用量を約12%削減することが可能になり、ファミリーマート全体でプラスチックの使用量が年間約65トン削減される見込みだ(2020年度対比)。


関連記事:2月15日から スターバックス国内全店で「大きく変わること」

■29日からはストローも

また、『ファミリーマート』は2019年7月以降、バイオマス素材を5%配合したプラスチック製ストローの導入をスタートしている。

2021年4月29日からは、100%植物由来の原料を使用し、自然界の微生物によって最終的には水と二酸化炭素に分解される特性を持つ、株式会社カネカの「カネカ生分解性ポリマーGreen Planet」を使用したストローを、全国の一部店舗で導入していく。

・合わせて読みたい→小泉進次郎環境相も肝いりのプラスチック法案に大島由香里が異論 「想像力ない」

(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【Amazonセール情報】ココからチェック!