昭和世代のトラウマ呼び覚ます光景、よく見ると… じつは世紀の発明だったと話題に
若い世代の心には全く刺さらないと思うが、一定より上の世代は思わずエモい気分になってしまうメジャーが注目を集めている。
■時代の流れと取捨選択
多数の選択肢があるとはいえ、中には「上位互換」とも言うべき便利すぎる代用品が誕生したことで、衰退していくツールも少なくない。例えば令和も3年を迎えた現代では、VHSテープで映像を鑑賞している人など、ほんの一握りもいないだろう。
しかし現在、ツイッター上ではとあるユーザーが投稿したVHSテープの写真が非常に注目を集めているのだ。
■ある種のトラウマ的光景だが…
話題を呼んでいるのは、発明家・もにゃゐずみさんが23日に投稿したツイート。
投稿には一枚の写真が添えられ、VHSテープが絡まってしまった状況が確認できる。現代ではなかなか見かけないシチュエーションではあるが、昭和〜平成初期世代が見ると、かつてのトラウマの呼び起こされることだろう。
思い切りやらかした「あの日の絶望」が味わえるメジャーできた pic.twitter.com/IZgC8SYI9x
— もにゃゐずみ (@Monyaizumi) April 23, 2021
しかしどう見てもVHSテープにしか見えないのだが、じつはこちらは物の大きさを計測する際に用いる「メジャー」であることが判明。
ツイート本文にて、もにゃゐずみさんは「思い切りやらかした『あの日の絶望』が味わえるメジャーできた」と、コンセプトをつづっている。
■「懐かしすぎる…」と反響相次ぐ
確かに絡まったテープをよく見ると、こちらは「巻尺」となっているのが分かる。使用の際は「ビデオテープを中から引き出す」という荒療治的な手順を踏むわけだが、この発想力には脱帽のひと言。
こちらの投稿に対しては「昔、カセットテープも似たような状態になっていました」「今の子供達は知らないんだろうな…」など、かつてを懐かしむようなエモいリプライが多数寄せられている。
VHSメジャーを制作したもにゃゐずみさんに話を聞いてみると、「部屋の片づけをしていたら棚の奥からビデオテープが出てきて、思い出を馳せていたら思いつきました」とのこと。まさに「温故知新」である。
過去にも「ファミチキ型USB」などユニークな作品を多数作成し、一部は商品化して発売もしているため、気になる人はチェックしてみよう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)