田村淳、菅首相の会見に苦言 「江川紹子さんの質問に答えてほしかった」
ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、前日夜に開催された菅義偉首相の記者会見に失望感を示した。
ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、24日に自身のツイッターを更新。前日夜に開かれた菅義偉首相の記者会見に対し、苦言を呈した。
■五輪開催に関する質問で…
首相は前日夜、4都府県に発出した3度目の緊急事態宣言に伴い記者会見を開催。「対策を徹底し、結果を出す」と表明したほか、飲食店における酒類の提供禁止といった対策内容を説明していた。
その後は質疑応答に移ったのだが、ここで、ネット上で物議を醸す事態が起こる。東京新聞の記者は首相に対し、「国民の命を守ることより、五輪開催が優先されていないか」と質問。
これに対し、首相は「IOCが開催権を持っている」「開催は決まっている」とした上で、「国民の命を守るのは当然、私どもの役割だ」と発言した。
■はぐらかし回答が波紋
この直後、フリージャーナリストの江川紹子氏が、これに関連して「IOCが権限を持っているとおっしゃいました。しかし、IOCは日本国民の命や健康に責任を持っているものではありません」と質問。
オリンピックが開催できるかどうかの具体的・数値的な基準をたずねたが、首相は「IOCがそれぞれの国のオリンピック委員会と協議した上で決定をしています」など、はぐらかす形となった。
さらに、この回答中、NHKは突如として会見の中継を中断。また、重ねて質問しようとした江川氏を司会者が止める場面もあり、ネット上で大きな波紋を広げていた。