ご近所トラブルでキレた隣人が深夜の嫌がらせ 自業自得で指を失う悲劇に
誰かを苦しめようとして、それが跳ね返り自分が泣くことに。被害女性は「まさにカルマです」と話している。
アメリカ・アリゾナ州のマリコパ郡に暮らすフランセスカ・ワイコフさんという元消防士の女性が、ご近所トラブルに端を発したある事件に巻き込まれてしまった。地元メディアの『KCTV-5』『Pinal Central』などが伝え、「これは不快だ」と話題になっている。
■酒に酔った隣人と口論
今月14日の夜、酒に酔った隣人男性と口論になったというフランセスカさんと夫。そして翌朝、自宅を出て愛車のGMCユーコンに乗ろうとした際、前後のタイヤ2本がパンクさせられていることに気づいた。
地面には、ポタポタと落ちたとみられる血痕が付着。おまけにタイヤのすぐ脇には、鋭利な刃物でスパッと切断されたらしき人の指まで落ちていたという。
■冷静に通報
フランセスカさんは、救急救命士の資格を持つ元消防士。血なまぐさい光景は見慣れているため冷静さを保っていたが、そうでなければ絶叫し、あるいは気絶するかもしれない状況だった。
血痕をたどると隣家の玄関に続いていたため、彼女は911番に通報する際、前日に隣人とトラブルがあったこと、夜10時半頃に絶叫する男の声が聞こえてきたことについても言及している。
■切断した指は断念か
その後、タイヤのパンクが自分の犯行だと悟られるのを恐れてか、隣人は警察署に指を引き取りに来ることもなく、町から姿を消してしまった。時間がたってしまっては、もはや指の接合手術も困難だろう。
この奇妙な出来事について、フランセスカさんはメディアの取材に「犯人は、持っていた刃物で誤って自分自身の指を切り落としてしまったのでしょう。誰かを苦しめようとして自分に跳ね返り、最後は自分が泣く。カルマってやつですね」と話している。
■ご近所トラブルの経験は?
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,789名を対象に調査したところ、全体の15.4%が「ご近所トラブルに巻き込まれた経験がある」と回答した。
隣人夫妻への嫌がらせとして、車のタイヤをパンクさせた疑いがもたれている隣家の男。その愚行のせいで彼は指を失ったばかりか、器物損壊罪で警察に追われる身となっている。どの町内にも、トラブルを起こしがちな人間がいるものだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国10代~60代の男女1,789名(有効回答数)