笠井信輔アナ、あす厚労省で記者会見へ 「自分が開く側は初めて」
「病室にWi-Fiを!」という活動を続けている笠井信輔アナウンサー。「病室のWi-Fi開設に予算がついた」をテーマに記者会見を開く。
フリーアナウンサーの笠井信輔が22日、自身のブログを更新。「病室のWi-Fi開設に予算がついた」をテーマに、あす15時から厚生労働省記者クラブで記者会見を開くことを報告した。記者会見の司会は何度も務めてきたが「自分が会見を開く側というのは、初めてです」と伝えている。
■病室にWi-Fiを
以前から「病室にWi-Fiを!」という活動を続けている笠井アナ。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、お見舞いに来てもらえず、入院患者は孤立化。自身は、悪性リンパ腫を患って19年12月から20年4月まで入院していた当時、LINEやYouTubeなど、インターネットを通じて病室での孤独を克服した。
そんな経験から、患者が自由にネット接続ができる環境整備に向け、活動を始めたのだ。
■「厚労省が認めてくれたということ」
そして、このたび、新型コロナウィルスの感染拡大防止の補助金の使い道として、病室にWi-Fiを開設する費用が含まれたという。
「コロナによる孤独を防ぐためにも病室でWi-Fiを気軽に利用できて外とネットによって連絡をとることができる環境はとても大切だということを厚労省が認めてくれたということになります」「また病室のWi-Fi環境を整えることで直接の面会をオンライン面会に切り替えることが可能となり、感染防止に大いに役立つと考えてくれたのでしょう」と喜んだ。
■会見の意図
ただ「病室へWi-Fi専用の補助金ではないので、病院側が申請をしなければ何も実態は変わりません」と笠井アナ。
「会見を開いて、改めて病院関係者の皆さんに、病室で患者さんがWi-Fiを利用できるように訴え、補助金の申請をしてもらい1つでも多くの病院の病室で患者さんたちがWi-Fiを使えるようになるといいと願っています」と会見の意図を説明している。
■「早く設置されますように」「伝え忘れのないように」
コメント欄には、活動が前進したことへの反響や、会見に挑む笠井アナへのエールが。
「Wi-Fiがあればオンライン面会が可能となり患者本人の励みにもなるはずです 早く病院全体にWi-Fiが設置されますように」「笠井さん、頑張って下さい」「落ち着いて伝え忘れのないように」「厚生労働省決断 早い実現 理解ありがたいです」などの声が集まっている。
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(文/しらべぇ編集部・RT)