「隣人を救うため命をかけた」と英雄を装った男 正体は放火犯と判明
ペラペラと嘘をつき、英雄になりきったある男。その凶行のせいで、近所の女性が重傷を負った。
■まさかの真相が明らかに
監視カメラの映像を確認した当局は、意外な事実に驚かされた。そこに映っていたのは火災発生直前にアパート付近をうろつく男の姿で、その映像から判断すると、男が放火した可能性が極めて高かったからだ。
警察はこの男について「嘘をつきまくり、英雄になりきろうとしました」と述べ、「被害者は、どんなに怖い思いをしたことか…」「逃げ切るには、窓から飛び降りるしかなかったのですから」とも付け加えた。
結局、男は放火したことを認めたが、犯行動機についてはまだ明かされていない。
■平気で嘘をつける人の割合
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女2,168名を対象に調査した結果、全体の27.9%が「平気で嘘がつける」と回答した。
嘘の種類もさまざまだが、この男がついた嘘は、犯罪を隠して英雄になりきるための最悪な嘘だった。その凶行ゆえに被害者は大変なケガを負い、体調は今も悪くなる一方だという。
男に判決が下されるのは、今年7月。厳しく裁かれることを、被害者を含む多くの人が願っている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女2,168名(有効回答数)